留学生時代のわたし〜物語その1〜 |
年間相談数500回以上のサポート実績から生まれた
人生が変わる120%勇気づけコーチングに
絶対信じて見守る安心サポートと
アドラー心理学の思想に基づいた
「成功」も「幸福」も掴み取る
自己実現をナビゲートする
グローバルキャリアコーチ&講師
雲井卓(くもいたくみ)です。
この気まぐれブログは、不定期に書いてますが、読んだ人から『勇気をもらった』『自信を取り戻せた』などの嬉しい感想を頂きました。
なので、2021年はもう少しだけ更新頻度を上げていこうと思います。
昨年に来日20周年講演会で、私が日本に来て留学から就職、そして独立に至るまでのいくつかエピソードをお話しさせていただきました。
涙、笑い、感動が溢れた人生初の講演会でした。感謝、感謝です!
その中の留学生時代の話を、今年のブログ第1弾として解禁しますw
動画で観たい方が、コチラからどうぞ↓

私はね、18歳の時、日本に留学したいと言ったら、母親以外、親戚たちに猛反対されました。
当時はね、日本と中国の物価の差10倍ぐらいで、私費留学するのにすごい大金かかるんです。
一人子で、初孫で生まれた私が親元を離れるなんて、もう親戚の中で大騒ぎ。
大勢で集まる家族会議で、父がため息、祖父母の顔色が暗い、、叔父叔母の雰囲気が怖い・・
あちらこちらから厳しい声が飛び掛ってきました。
18歳の小娘が世間しらずで、日本に行ってやっていけんの?
こんなにお金がかかって、いまの偏差値だったら、そこそこの大学に行けるのになんで留学なんか・・・
日本に知り合いも友達もいないし、何かあったらどうするんだ?
そもそも日本語シャベレないし、アルバイトしながら生活費を稼ぐなんて考え甘すぎなんだよ!
一人娘なのによく海外に送りだすのは頭おかしいでしょ!と、母親まで色々と言われました。
最初は、黙って聞いてた私が、だんだんと腹が立ってきて、
「確かに何もわからないけど、何も根拠はないけど私が留学したい!行かせてほしいんです。私にはできる!だから信じてほしい!」
「どんなに言われようが私は行くって決めたんだから行きます。学費も生活費も自分で稼ぎます。もし万が一できなくて帰ってきたらほんとにごめんなさい。」と、私は皆んなの前で言い放った。
そうすると、反対してた親戚たちがしぶしぶと頷き、応援してくれることになりました。
自信なんかじゃないんですよ。
世界を見てみたい!自分の人生を自分で決めたい!自分の可能性を試したい!
ただそれしか頭になかったんです。
反対も押し切ったので一安心。留学手続きも順調に進み、私が日本での生活を妄想し始めた。
映画の中で見たような立派な学校の建物や食堂、和気あいあいの学生寮、優越な環境でお勉強する、そんなことばかり考えてました。
そして、地元の高級美容室に行き、私が留学に行くんだ!素敵な髪型にしてください。と頼んだら
美容師さんが「どこに行くの?」
「日本^^」
「ほら!日本でちびまる子ちゃんが流行っているでしょ!学生だし、絶対親近感わくと思うよ」
「そうだね〜!よし!^^」
でもね、日本に来たら、ちびまる子ちゃんの髪型、だ〜れもしてなかった。。苦笑
そして、飛び立つ前に学費・生活費として30万円を用意してくれました。
母親が手作りしてくれた腹巻きに入れて、当時の私にしたら300万円を巻いてる感覚で日本に飛び込んできました。
20年前の4月14日に、関西国際空港に着きました。私の留学先は、神戸でした。
日本に知り合いがいなかったもんですから、学校の先生が迎えに来てくれました。
実は、空港でハプニングがありました。日本に着いたとたん試練が始まったんです。
その日の夕方に、学校側から手配してくれた「寮」に着きました。
もう妄想の中で何十回も考えてたので、「どんなところかな〜?」ワクワク・ドキドキ
実際に行ってみたら、建物が古っ!!これは本当に寮なの?と、半信半疑で部屋に入ったら、お風呂なし和式トイレ付きの6畳ワンルームのアパートでした。。
まだ電気もガスも通ってない状態、部屋の中に何にもありませんでした。。
賃貸アパートで何にもないのが当たり前ですが・・・涙
部屋に入った瞬間、私の留学夢物語が、ガラスのようにパシャーンと壊れてしまいました。
目の前は何にもない、ただ6畳の和室、、、生活道具、お布団も持ってこなかった私が、部屋の隅っこに、体育座りして大泣きしてしまいました。
日がだんだんと落ちていく、真っ暗な中、静かすぎる部屋、不安や恐怖で胸が押し潰れそうになりました。
「お母さん〜〜お腹すいたよ。。。帰りたい。。。調子に乗って留学の夢を見るなんて本当にごめんなさい。。」
泣き疲れて、そのまま眠ってしまった。
気づいたら朝日が差しかかってきました。
一晩泣いたせいか、日本の太陽が特に眩しく感じました。
思わず窓から外の景色を眺める、、あ〜空が青いね、落ちかけている桜がとっても綺麗♪
そうか、、ここは日本か、、!!私が憧れて、ようやく来た国!!
いくら泣いたって何にも変わらない!自分で決めて選んだ道なんだ!!
しっかり、しっかりなれ〜!!と、自分に喝を入れました。
けれど、夜になると、また寂しくなる。。
「この時間だったらいつも家族で食卓に囲んで、お母さんのご飯を食べてたんだな。。。けれど今は、話す相手もいない」そんな時は、母親の手紙を読む。
「あなたが私の娘だから絶対デキル!」
「できないことにこだわらないで、できることに集中!」
「あなたは日本、私は中国、お互いに一緒に頑張ろう」
2、3日ごとに届く母の手紙が、日付いつも2週間前だった。
スマホもないLINEもない時代に、母親の手紙が私の支えでした。
第1話はここまで^^
最後まで読んでくださって、ありがとうございます!

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